2009年02月11日
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西永福付近・現鎌倉街道と食い違う古鎌倉街道経路を歩く

Written By: 川俣 晶連絡先

 鎌倉街道は鎌倉橋を渡った後、北に直進しています。しかし、本来の鎌倉街道は橋を渡ってすぐ東に曲がって西永福駅近くを通って大宮八幡方面に続いていたとされます。

 そこで、この経路の食い違った部分を井の頭通りまで歩いてみました。しかも、2回も行って、2回目は逆経路で歩きました。

能書き §

 健康のために歩かねばならない、という制約から逆算して「歩くネタ」を作り出して歩くため、これは調査ではなく歩く口実です。なので、単に歩いてきただけの話です。しかし、歩けば分かることもあります。

 もう1つ、永福町駅方面、浜田山駅方面は歩く機会が多いのに、中間の西永福駅方面を歩き機会がなかったので、そのうちに歩いてみようと思っていました。これは良い機会でした。

感想 §

 北に高い高度の落差を見ながら歩く距離がかなりあって、地形に沿って設定された道であることが良く分かりました。しかし、途中には極端なアップダウンもあり、効率的にこれで良いのかは分かりません。ただ、予定した経路を歩ききって、目の前に方南通りと井の頭通りの交点が見えたときは、あまりに綺麗に接続されていることに「おおっ」と思いました。

 ちなみに、途中には生産緑地もあって、下高井戸(の特に1~3丁目方面)とのムードの差を感じました。

 道路脇には古い巨木もあって、なにやら由緒ありげな感じも受けます。

 しかし、この方面は本当にあまり歩いていないので、まだまだ開拓の余地があります。実は小中学校時代の友人である中山君の中山矯正歯科も、今回初めて遠くから見た次第で、まさに西永福ビギナーです。

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